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H11.7 虫歯を防ぐには

中津川歯科医師会 三愛歯科診療所 田村 博

 今回は虫歯の予防についてお話します。
 虫歯はどうやって出来るのかがわかれば、予防することが出来ます。
 要点が二つあります。
 1つは、虫歯はミュータンスレンサ球菌の中のストレプトコッカス ミュータンス、ストレプトコッカス ソブリヌスが主な原因となる細菌感染だということです。
 その細菌は、生後2歳から4歳までの間に子供の最も近くにいる人から、スプーンなどを介してうつります。ですから、一緒に生活をする人が、口の中を清潔に保ち、虫歯、歯槽膿漏(歯周病)のないようにし、子供の使うスプーンなどに注意を払うことが大切です。
 なお、誤解の無いようにしておきたいのですが、細菌がいるから必ずしも虫歯になるとは限らないということです。


再石灰化によい環境を
 もう1つは、歯は溶けること(脱灰)と、それが再び硬くなること(再石灰化)を繰り返しています。それがバランスがとれていると虫歯は出来ないのですが、脱灰が再石灰化より大きくなると虫歯が進みます。
 食物を口の中に入れると、細菌により分解されて酸が出来ます。この酸によって歯が脱灰されますが、唾液の作用により酸中和されるので、再び歯が石灰化します。
 酸が出来る量や中和されるまでの時間は個人によりまちまちです。間食を頻繁にすると、中和の働きがうまく働かなくなってしまいます。
 最石灰化を促進する治療をプロセス治療といい、食事療法、プラークコントロール(歯磨き)フッ化物の応用による定期的経過観察があります。
 歯科検診で要観察・経過観察といわれた歯は、再石灰化に傾くような生活・治療によって虫歯の進行がストップする可能性のある状態です。



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